製品一覧 ー 医薬事業 ー
溶出試験器
Agilent社製 溶出試験器708-DS (USP Apparatus 1/2/5/6)
試作段階からお客様の声を真摯に受け止め、お客様の経験とメーカーの創造力が結合した製品です。
使い勝手は大幅に向上され、お客様それぞれのご要望にお応えするテーラーメード可能な溶出試験器です。
JP,USP,EPに準拠しており、メカニカルクオリフィケーション、データインテグリティ、JP17より新規収載の「皮膚に適用する製剤の放出試験法 」にも対応しています。
主な特徴は以下の通りです(一部オプション、クリックして詳細ページへ)
- 【仕様】
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仕様 詳細 モデル 708-DS 設置温度 15-30℃ 湿度 80% RH 以下、結露しないこと ディスプレイ 液晶タッチパネル ベッセル加温方式 ウォーターバス方式 設定温度室温 +5-55℃ 温度計精度 ±0.1℃ 電源 本体 ヒーターサーキュレーター 115V,60Hz 2.0A 10.0A 回転軸 回転数 10-250 RPM 精度 25 RPM以上 ±1% 10-25 RPM ±2% 回転数設定方法 タッチパネル入力 シャフト素材 ステンレス プリンター サーマルプリンター/インパクトプリンター ドライブユニット 自動リフト方式 自動ベッセル温度測定 AutoTemp™オプション オプション DDM(錠剤投入機構)、自動サンプリング、プリンター他 寸法 67.31cm(W) x 67.95-99.06cm(H) x 76.20cm(D) 重量 54.4kg(乾燥時ベッセル、パドル含む) サンプリング 850-DSサンプリングステーション、UVシステム用、サンプリング用オプションなど選択可能
Agilent社製データインテグリティ対応ソフトウエア(DWS)
Agilent社製 データインテグリティ対応ソフトウエア(Dissolution Work Station/DWS)は、試験データの管理、アクセス管理、メソッド改ざん防止、バックアップ対策に、また、溶出試験のデータインテグリティの担保に最適です。
データの収集と保管の自動化は手間がかかる作業ですが、切り替えを先延ばしにすることでそのリスクは高まるばかりです。
ぜひ、アジレント溶出試験ワークステーションを導入して、シンプルに溶出試験ラボの負担軽減を実現してください。
データベースはラボにあるPCでローカルに管理することも、ネットワークサーバー上に置くことも可能です。
法令遵守:21CFR Part11 データインテグリティ対応ソフトウエア
安全性:アクセス管理、改ざん防止、監査証跡、バックアップ
効率化:最大4システムの溶出試験器を制御&データ管理も
Agilent社製 徐放性製剤溶出試験器BIO-DIS (USP Apparatus 3)
BIO-DIS Reciprocating Cylinder Apparatusは、"USP Apparatus 3"および"EP reciprocating cylinder"による試験法に適合し、徐放性製剤や複数のpHレベルでの溶出プロファイルを必要とする全ての製剤に対応する理想的な溶出試験器です。
- 生物学的同等性
- 溶解時の攪拌速度と試験時間で、製剤に対する胃・腸内環境の生物学的同等性をシミュレーションすることを可能にします。
- 柔軟な対応性
- サンプルを装置に設置後、サンプルは1つの試験液から他の試験液へ自動的に移送されるため、オペレーターは手間と神経を使う作業から開放され、マンパワーの有効活用と省力化に貢献します。
- 法規制準拠
- USP Apparatus 3 および EP reciprocating cylinder apparatus に準拠しています。
- 広範な測定目的に対応
- 低濃度サンプリングや難溶性サンプルなど、試験条件に応じてシリンダー容量は標準容量、少容量または大容量などを選択して測定できます。
Agilent社製 ナノ粒子用オプション NanoDis システム
NanoDisシステムはナノ粒子と試験液を正確に分離し、ナノ製剤の一貫した信頼性の高い溶出試験結果を得ることが可能です。
NanoDisシステムは従来の溶出試験装置を使用した新たなオプションです。
現在、新薬候補物質の多くが難溶性化合物でありこれらの化合物の溶解度を改善することは重要です。溶解度の改善の一つとしてナノ粒子化は魅力的な解決方法となります。
ナノ粒子開発において化合物の選択を容易にするには効率的な溶出試験法が必要です。現行の溶出試験システムでは試験液からナノ粒子のろ過が不充分であるため、試験結果にバラツキが生じ信頼性の低い結果となってしまいます。
アジレント社製NanoDisシステムはこれらの問題点を解決し、原薬の正確な溶出プロファイルを自動化されたシステムにより研究者に提供します。この機能より研究者はナノ製剤をより早く最適化を行い、より早く市場に投入することが可能となります。自動化プロセスによりナノ製剤の一貫した信頼性の高い溶出試験結果を得られます。
Agilent社製 小溶量徐放性製剤溶出試験器400-DS (USP Apparatus 7)
小溶量徐放性製剤溶出試験器400-DSは最少3mLからの少量の溶媒に対応する 5mLと10mLの溶出セルがあり有機溶媒を使用した場合でも蒸発を防止し、UV・LC分析に適したサンプル濃度を可能にします。
内蔵されたシリンジポンプシステムを特徴とする流体装置により、再現性の高いサンプリングと一連の溶媒補充作業の完全自動化を可能にしました。
一回の試験において最大4つの異なる溶媒を使用することができます。
ソフトウェアは、21 CFR Part 11対応であると共に、一台のPCで4台の400-DSを個々にコントロールすることが可能です。
Agilent社製 サンプリングステーション850-DS
850-DSは、溶出試験器からの試料吸引、フィルトレーション、コレクションを自動で行います。
- 効率的
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自動化によって簡便で時間のかからないサンプリングが可能となります。
溶出試験にかかる手間を省き、手動では困難だったサンプリング量やサンプリング位置のバラつきを防ぐことができます。
幅39cmの装置内に、ポンプ、フィルター、サンプラーまでの機能がまとめられています。試料濾過で使用するフィルタープレート1枚には0.45μmのフィルター8枚分が入っています。 - 柔軟性
- 標準装備のポンプ機能の他に、用途に合わせてフィルター機能を選択することができます。試験管の他、HPLCバイアル、ウェルプレートにも対応しています。
- 正確性
- ロータリーピストンシリンジポンプで、指定されたサンプリングポイントで正確な量のサンプリングを確実に行います。
- 統一性
- 850-DSのカラータッチパネルに溶出試験本体のプログラムを含めて入力が可能です。
- 試験結果
- テストデータはプリンターで印刷することができます。
- 【仕様】
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仕様 詳細 設置環境 15-30℃ 湿度 80% RH 以下、結露しないこと 必要な電源 電圧
90~250V、50~60Hz電流
2.5~1.0A寸法 - 高さ:40.0cm
- フィルターモジュールを含む高さ:60.0cm
- 幅:39.0cm
- フィルター廃棄容器を含む幅:48.0cm
- 奥行き:60.0cm
重量 27kg インターフェース 7''カラータッチスクリーン(日本語、英語対応)またはPCコントロール ポンプシステムおよび流速 ロータリーピストンシリンジポンプ、8シリンジ、6~12mL/min サンプリング正確度 10mL±2.5% サンプリング量 0.1~14mL(デュアルサンプルで最大28mL) サンプリングインターバル 最小2分間隔、プログラムにより自動計算 サンプリング数 最大36ポイント(手動によるトレイ交換) 最大動作時間 999時間 フィルターオプション - カニューラフィルター:10,35,70μm
- インラインフィルター:5μmまで
- フィルタープレート:0.45μm
バルブ PEEK ニードル ステンレス製コアリング防止チップ(詰り防止) 容量校正 自動キャリブレーション プライム/パージ容量 0~30mL バイアル 12×32mm(2mL) 試験管 - 16×100mm(14mL)標準
- 15×85mm(10mL)
メディアのタイプ 界面活性剤を含むあらゆる一般的な溶出メディアに対応 補液機能 標準装備 洗浄容量 0.1~15mL(最大9サイクル)、洗浄ポート(外部リザーバ)または
サンプリングカニューラのいずれかを使用マイクロタイタープレート 96ウェル、2mLマイクロタイター用、トレイあたり2プレート メソッド保存 - Apparatus1/2/5/6用に20メソッド
- Apparatus3/7用に20メソッド
メソッドのエクスポート プリンタ、SDカード、シリアルインターフェース プリンター 内蔵型サーマルプリンター/外付け型インパクトプリンター
- 【機能とオプション】
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850-DSの主な機能とオプション 標準 オプション 1 簡単操作のカラータッチスクリーン ● 2 最大 40 溶出試験メソッドの保存
(USP Apparatus 1 タイプあたり 20 - Apparatus 1/2/5/6または 3/7)● 3 可変ポンプスピード機能の内蔵型シリンジポンプ ● 4 ベッセル内容量を維持するための補液機能 ● 5 自動洗浄サイクルのための洗浄ポート ● 6 SD カードによるメソッドトランスファー(850-DSから別の850-DSへ) ● 7 同期スタート(2台の850-DSステーション用) ● 8 SD カードまたはRS232によるデータエクスポート(LIMS統合用) ● 9 機器アクセス管理のためのユーザーレベル ● 10 サンプリングおよび定期メンテナンスのためのアラーム ● 11 0.45μmろ過対応のフィルターモジュール ● 12 溶出試験ドキュメントを印刷する内蔵プリンター ● 13 UV-VisおよびHPLCサンプルコレクションに対応する各種トレイ ●
Agilent溶出試験マニュアルサンプリングブラケット
溶出試験器のマニュアルサンプリグは、通常カニューラを使用します。ベッセル内へカニューラを沈め、目視でサンプリングゾーンを確認します。目視による作業は、確認の煩わしさを伴う上に、正確かつ再現良くサンプリングするのは容易ではありません。
Agilentマニュアルサンプリングブラケットを使うと、作業者の目視による確認の煩わしさを軽減し、サンプリングゾーンの正確性と再現性を高めたマニュアルサンプリングが可能です。
Agilent社製 紫外可視分光光度計 Cary 60
高性能キセノンフラッシュランプと独自のサンプリング技術を搭載した Cary60 は、従来の紫外可視分光光度計にはない優れた性能を発揮します。
- 簡単操作
- すべての溶出試験機器の管理、及び、製剤投入、温度制御、自動サンプリングなどの自動化機能の制御が、Agilent社製 UVソフトウェアを使用し簡単に行えます。
- 効率化
- フローセルを使用したオンライン分析はリアルタイムの結果を取得できるため、分析に必要な時間が短縮され、労力が軽減されます。
- 法規制の順守
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Agilent社製 UVディソリューションソフトウェアは21 CFR Part 11のガイドラインを満たし、デジタルデータのセキュリティ対策済みです。
また、Agilent社製 溶出試験器は、USP、JP、EP適合です。
- 『Fiber Opticを用いた溶出試験における薬物の評価方法』
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Fiber Opticを使用するとサンプリグを行うことなくベッセル内でダイレクトに薬物の定量を行うことが可能です。
例えば溶解性改善を目的とした固体分散体の結晶化抑制評価としての
溶出試験にFiber Opticを用いるとサンプリングを行わないため
短いインターバルでの測定により詳細な溶出プロファイルが取得可能です。
Agilent社製 光ファイバーオプション
Agilent社製 光ファイバーUV溶出試験システムは、汎用性と柔軟性を提供しながら、最高レベルのオートメーション化や、統合的データ解析を提供します。
溶出試験器 キャリブレーションツール
Agilent社製 機械的校正ツール280-DS
280-DS MQSは溶出試験器の機械的校正のパラメーターを高精度で測定します。第17改正日本薬局方対応。
センサーテクノロジーによりハンズフリーでの測定。1台あたり僅か30分程度の測定時間。
21 CFR Part11 対応。
溶出試験器 アクセサリー
溶出試験アクセサリー
708-DSなどの溶出試験器に対応。
豊富なラインナップで貴社の溶出試験をお手伝いいたします。
各アクセサリーを映像でご紹介しています。
- バスケット(写真・左)
- イントリンジック(動画)
- ミニベッセル
- ピークベッセル
- 顆粒剤投入用デバイス(写真・右)
- フルフローフィルター、ベントカニューラ(写真・中央)
経皮吸収用アクセサリーツール
708-DSなどの溶出試験器に対応。
豊富なラインナップで貴社の溶出試験をお手伝いいたします。
- パドルオーバーディスク(USP Apparatus 5)
- ローテーティングシリンダー (USP Apparatus 6、第17改正日本薬局方対応)
- エンハンサーセルアクセサリー
- ミニベッセル
- パッチホルダー
- サスペンション(固定)カップ
アジレント製溶出試験器専用モニター dissoGUARD
溶出挙動の無人観察と記録が可能!
試験器の状態をリアルタイムで測定!
- 特長
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- 6台のカメラでベッセルの下からクリアな映像を撮影
- 試験中のサンプル位置を確認
- LED搭載で遮光用バスシールドと併用可
- 映像の保存、エクスポート、アーカイブが可能
- 錠剤投下、バスケットの浸入、サンプリングカニューラ又は温度センサーの浸入のタイミングが秒単位確認可能
ベッセルキャリー
一度に8つのベッセルを安全・容易に持ち運ぶことが出来ます。
ベッセル洗浄後の破損を防ぎ、貴社のコスト削減にお役立てください。
- 【仕 様】
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寸 法:194(L) x 593(W) x 303(H) mm
重 量:約2kg(ベッセル含まず) 水受けトレー 約1kg
容 量:ベッセル8個収納可能
材 質:ステンレス製(本体)
味認識測定装置
味認識測定装置 TS6000A
味認識装置は人間の舌と同じメカニズムを持つ味覚センサーを複数備え、様々な食品、医薬品などの味を数値化出来ます。
独自の「後味」測定技術により、従来の分析機器では測定出来ない食品の「コク」、「キレ」や医薬品の後に残る苦味も測定出来ます。
官能試験のサポートツールとして、商品開発・マーケティング・営業など、「味」の客観的評価が必要なあらゆる場面で威力を発揮します。
人での官能試験が不可能な医薬品の苦味強度も測定できます。
味認識装置 Taste Sensing System / E-Tongue(*English)
Taste Sensing System Overview
About Taste Sensing System / E-Tongue (Electronic Tongue)
- Taste of food and beverage are composed of thousands of substances
- Taste Sensor System can approximate and translate molecule information into visual taste information
- Visual taste information become easily understandable and communicable when simplified and quantified
- Quantified taste allows for Mathematical Optimization
- Universal and visual taste information can be used effectively to interact with customers, colleagues and between global offices
TS-5000Z & SA402B are a taste evaluating device that uses sensors mimicking the human tongue in which each taste sensor is created with specific and innovative technology. This taste analysis system has taken in global selectivity for taste quality, so the output created by the sensor can be converted to information that helps distinguish differences in both taste quality and intensity between samples. In the food industry, generally, sensory evaluation has been performed by taste testing panelists who actually taste the food, but the obtained data from the sensory evaluation has been problematic in terms of repeatability and objectivity, due to differences among individuals and the panelist's physical condition at the time of testing. Therefore, much training is required for the panelists to conduct a sensory evaluation. On the other hand, evaluation has also been done through chemical analysis which is widely applied to measure the qualitative and quantitative taste substances in food or beverages. The data is reliable and precise, but because there are thousands of taste substances contained in food or beverages that intricately react to each other, it is always troublesome to interpret the obtained data into simple and meaningful "taste" information.
For example, if we were to measure a cup of straight black coffee versus the same coffee with added sugar by way of the chemical analysis method, the quantity for bitterness-substance would be the same in both straight black coffee and sugar added coffee. However, the taste would be completely different since the added sugar would suppress the bitterness. Accordingly, it is very difficult in predicting the final taste of any food or beverage just by knowing the quantity of chemical substance included in the sample. Hence, there have been strong demands for the development of a taste sensing system that can measure taste simply and objectively to which the results can be easily interpreted. Our TS-5000Z & SA402B can show the taste intensity or difference in taste between food or beverage samples in an objective manner, similar to the human tongue. Therefore, the taste sensing system is a powerful tool to determine the target taste, assist in quality control, and will support the technicians in R&D. The data of the difference in taste, derived from the taste sensing system, can also be used for advertisement or sales promotion purposes that would send buyers clear taste information of new products. In the pharmaceutical industry, this technology can be used for the evaluation of API bitterness strength and to see how much bitterness is suppressed by a masking material (suppression effect). For better adherence, improvement in the taste of drugs is highly required, especially in the pediatric and geriatric market. Many of the global pharmaceutical companies and generic manufacturers have been introduced the taste sensing system for better adherence in pediatric and geriatric drug formulation. This system is sometimes referred to as the "e-tongue" or "electronic tongue". Generally the "e-tongue" or "electronic tongue" is known as a system equipped with several nonspecific sensors, and in order for it to be meaningful, it usually requires a principal component analysis or multiple regression analysis method for the output of data. The "e-tongue" or "electronic tongue" that does not have selective sensors for each kind of taste commonly needs sensory analysis data to support the obtained information. At times the "e-tongue" or "electronic tongue" applies the pattern-recognition-method to predict the taste of the sample. However, the method usually needs multivariate calibration for data processing and it sometimes leads to poor repeatability in taste data. So you may wonder what is the most advantageous difference in our system compared to other "e-tongue" or "electronic tongue" available. The TS-5000Z & SA402B have selective sensors for each taste and has global selectivity with threshold adjusted to a human tongue which gives a more reliable and interpretative output.
- 【Manufactured by】
- Intelligent Sensor Technology, Inc.
Description of Products
Taste Sensing System TS-5000Z
- 【Product Details】
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- Joint development between Intelligent Sensor Technology Inc., and Professor Toko at Kyushu University
- Threshold of sensor is adjusted to mimic human tongue and gustatory sensation using artificial lipid membranes
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The selective sensors responds to 5+1 taste qualities independent of the chemical structures
- Initial taste of Sweetness, Bitterness, Sourness, Saltiness, Umami + Astringency
- After taste of Bitterness, Umami and Astringency.
- The sensor detects enhancing and/or depression of taste
- Obtain repeatable data from objective and consistent taste data analysis
- Complements existing taste analysis technologies such as Sensory test and Chemical analysis
For the food or beverage industry, and sometimes in the pharmaceutical industry as well, determining how the food products affect the customer's senses is the most vital aspect. The sensory evaluation is the most reliable way to predict how a customer might react to the product. However, sensory evaluation is very difficult to manage properly as we must consider the following elements: panelist's preparation, location of the sensory evaluation, appropriate sample preparation, testing procedure, interpretation of the result, etc. Typically, a sensory analysis should be performed by selected and trained panelists, but sometimes it is difficult to collect appropriate panelists and so sensory analysis is normally made of very time consuming test methods. For so long, there was no apparatus which could substitute the "tongue" in evaluating taste.
Finally, after many years of research between Professor Toko's group at the Kyushu University (Japan) and Intelligent Sensor Technology Inc., they have successfully developed a taste sensor system based on an artificial lipid membrane that consistently responds to specific tastes. The sensors that they have developed selectively respond to the 4 basic tastes, Sourness/ Saltiness/ Bitterness/ Sweetness, as well as the 5th taste sensation "Umami"; additionally, there is a sensor that responds to Astringency. These sensors are made from artificial lipid membrane which imitates the human tongue, so they can analyze not only the initial-taste, but also the after-taste intensity for umami, bitterness and astringency, just like a human would.
Each taste sensor developed by their specific and innovative technology has taken in global selectivity to a certain taste, and so the output created by the sensor can be converted into 5 basic taste information: sourness, saltiness, bitterness, sweetness and umami. This is helpful in distinguishing the difference in both taste quality and intensity between samples. The TS-5000Z & SA402B can strongly support the technicians, in the food, beverage or pharmaceutical industry, who are engaged in developing new products on a day to day basis. Depending on their needs, the user is able to choose which sensor to use since each sensor has selectivity to a specific taste. In the pharmaceutical industry, the active pharmaceutical ingredient (also referred to as "API") generally has very strong bitterness intensity. The taste is so terrible that at times it leads to an even worse adherence for patients who are in need of pediatric and/or geriatric drugs. Therefore, API is treated by a masking agent to suppress the bitterness intensity. From the perspective of compliance and/or safety, in most cases it is difficult to conduct sensory evaluations for drug samples that already contain API in the product developmental stage. However, our TS-5000Z & SA402B make it possible to run the bitterness sensor test on the developing product to see how much of the API bitterness intensity is suppressed by the masking agent. Thus, this system is absolutely useful in the fields of marketing, R&D, quality control, complaint handling, and advertisement, as visualization of taste is possible for the buyers to see.
Taste Sensing System TS-5000Z
When the following link is clicked, animation is displayed in another window.
FAQ / Applicable Business
For more information, please contact us using the inquiry form on our website.
Handling Application Data List
- 【Pharmaceutical】
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- Pharmaceutical Use
- 【Food】
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- Canned Beer
- Instant Noodle
- Canned Coffee
- Japanese Sake
- Mayonnaise
- Snack
- Whiskey
What is the "Taste Sensing System"?
Each taste sensor developed by our specific and innovative technologies has global selectivity to a taste quality, so sensor outputs can be converted to taste information that helps distinguish differences in both taste quality and intensity between samples. Taste sensing system can measure the initial taste as well as the after taste through artificial lipid membrane sensors to which the taste of food, beverage, or drug is interpreted as numerical data.
What is different between chemical analysis and analysis done by the taste sensing system?
With the chemical analysis method, it is difficult to express taste in the form of data. For instance, it is said that hundreds of substances are contained in coffee which contribute to its taste. HPLC (high-performance liquid chromatography) can give a precise answer as a quantitative and qualitative number, but it is arduous to convert the data into numerical taste information. How can the bitterness factor be the same before and after adding sugar to coffee when the taste is clearly different? When taste is measured, we must take into consideration the taste interaction between substances. The TS-5000Z & SA402B taste sensing system can measure taste interaction similar to a human, and that is the reason why it is so widely applied in the pharmaceutical, food, and beverage industries.
[What are some problems with the sensory analysis?]
For food or beverage application, a sensory evaluation is generally performed by sensory panelists, and the evaluation has a very important role in predicting how the food or beverage product affects a customer's senses. Nonetheless, to properly conduct a sensory evaluation is certainly a difficult task in that in order to eliminate poor repeatability and objectivity, a sensory evaluation requires well trained panelists.
Furthermore, the sensory evaluation requires quite a long time for the preparation, testing and data analysis of the sample. By using the taste sensing system, it can replace the requirements of a sensory evaluation on numerous occasions as well as it can lead to a more rapid product development and research. The TS-5000Z & SA402B can differentiate the taste of samples with a precision that is 10 times more than a human, so this system can assist technicians in making the final decision in the taste of a new product.
What kind of tastes can the Taste Sensing System analyze?
Initial-tastes include sourness, saltiness, bitterness, sweetness, umami, astringency and after-tastes of bitterness, astringency and umami.
[How can we interpret numerical data as "taste"?]
The raw data is in mV form and it can be converted to numerical-taste-data form as in 1,2,3・・・etc. One unit difference corresponds to certain taste attribute concentration difference, in which a human can clearly recognize the difference in taste between samples.
What kinds of samples can be analyzed by the Taste Sensing System TS-5000Z & SA402B?
Any sample can be analyzed in terms of the 5 basic tastes and astringency taste attributes, however, the samples to be analyzed need to be prepared in liquid form. Solid samples need to be distilled in water to extract the taste, to which the taste-exuded liquid would be tested.
Report of Actual Use
Taste Sensors Testing Report Archives
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- Report No.1
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- Bread and Bagels
- Bread and Bagel are one of the most popular staple foods. Although there are many variables that determine which bread is considered delicious, in the report, we focus on various factors of "Taste" makeup, in order to find out the secret of what makes a popular choice.
- Report No.2
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- Bitterness suppression
- Masking of bitterness is one of the most important technology for pharmaceutical applications. Especially when looking at recent trends in Oral Disintegration Tablets, Oral Film and Pediatric drug developments, the masking of bitterness has become one of the primary focus in drug development. In this report, we take Cyclodextrine as an masking agent and used Gymnema(strong bitter tea extract) as the bitterness compound to demonstrate an correlation model between TS-5000Z and a sensory panel.
- Report No.3
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- Shelf life of Green tea
- The shelf life is very important description for food and beverage products. When it comes to taste, however, is considered one of the difficult areas to see whether a taste quality is maintained until its expiration date. In this report, 12-month taste data of bottled green tea is recorded to see how it is changed overtime with using Taste sensing system TS-5000Z.
- Report No.4
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- Marketing
- The Taste sensing system TS-5000Z employs the same mechanism as that of the human tongue, converting the taste of various substances in food and drugs into numerical data. The system is useful for "Marketing" "R&D" and "Advertisement". Here are some actual examples used these fields.
- Report No.5
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- Bitterness evaluation of ODT(Orally disintegration tablet)
- Masking of bitterness is one of the most important technologies for pharmaceutical applications as well as food flavoring applications. In this report, we've decided to look at recent trends in Oral Disintegration Tablets (ODT), Oral Film and Pediatric drug developments, the masking of bitterness has become one of the primary focuses in drug development. We evaluated 3 different Oral Disintegration Tablets to compare its bitterness intensity.
- Report No.6
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- Chocolate
- Chocolate is one of the most popular confections in the world. We have much choice of chocolate products in the market, such as, bitterness chocolate, milk chocolate etc. Other than its taste, chocolate manufacturer sometimes try to improve melt feeling of chocolate for "smooth melting". We want to introduce some experimental result of the new product development.
- Report No.7
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- Pediatric drug
- Formulating the pediatric better taste is as important for better adherence. The development of easy to take drug is very important especially for pediatric or geriatric as same as efficiency of drug. We would like to introduce 3 cases of drug formulation development worked by Japanese pharmaceutical companies (originator) for which our taste sensing system played an active role in taste adjustment between placebo and active drug or finding appropriate bitterness masking agent for the API.
Taste Sensors Testing Articles
When the following button is clicked, the taste recognition device document list is displayed.
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Obtain competitive information useful in all facets of business operation
- R&D, QC, Marketing, Advertising, Sourcing and Competitor analysis
- Reduce labor, time and cost associated with taste analysis
- Consistent Quantification of taste information
- Mathematical Optimization
The taste sensing system can analyze the taste of food, beverage or drug through lipid membrane sensors which mimic the mechanism of a human tongue, and the sensors selectively corresponds to each taste as well as the general taste of the sample. It can respectively determine the intensity of the after-taste, in addition to the initial taste, as numerical data. Furthermore, TS-5000Z & SA402B can eliminate the labor of sensory testing by sensory panelists as well as it can support R&D technicians in the fields of food, beverage or pharmaceuticals. Taste data derived from the system is also useful for advertisement due to numerical visualization which makes it easier for the buyers to understand the difference.
Here are some sample applications of how theTS-5000Z & SA402B system works.
Marketing
There are many factors that affect taste preference of food or beverage which varies by the customer's age, ethnicity, and etc. For the forerunners of food or beverage, it is good to know what taste is most preferred by the targeted customer or region in order to determine the direction of a new product. The taste sensing system is very helpful in creating a "Taste-vs.-Sales" map by combining POS (Point of Sale) data and taste-data. Often times it is difficult to conduct numerous sensory evaluation for samples sold in the market that have similar taste, but, the TS-5000Z & SA402B can make such evaluation easy to do and makes creating a taste-map possible in a simple and objective way.
Research and development
There are some restaurants where it is always crowded and difficult to make reservations. Many factors may be involved as to why those restaurants attract customers, but we believe that the taste of food is one of the biggest and significant. So how can this factor be defined? The taste sensing system can break down whatever food or beverage sample into simple and easily understandable taste-information, which might be the key to unlock the secret of the great taste in popular food or beverage.
Another unique application of the taste sensing system is for optimization calculation. Coffee is one of the most popular drinks in the world. Many kinds of coffee products are sold at supermarkets and specialty shops. Taste is the most important element in the quality of coffee, which can differ according to species, producing areas, grades, degree of roasting, roast profiles and blends. Conventionally, professional coffee Blend Meisters determine the ratio of coffee beans to be blended, in order to meet the target taste. The taste sensor can be a supporting tool to determine which coffee to blend by using the optimization calculation method. If this method is introduced to coffee manufacturers, it will cut down the stock of coffee beans, reduce product costs, and speed up the development time.
Advertisement and Quality control
We sometimes have difficulty in choosing one product out of the many selections available at the supermarket. By printing the taste data on the food or beverage package, it would differentiate your product from other products which catch the buyers' interest. The taste sensing system can also be useful for quality control which would help to maintain the same taste quality in the food or beverage product.
Webinar
Pleae contact us for Webinar Request.
Distributors
- Regional support system
- Sample assessment test
- Installation and Training
We have a sales representative in charge of each region that can provide our customers with the sales of consumables, technical services, and after-care services. Furthermore, you will be able to receive maintenance for the machine as well as purchase accessories from the regional distributors. They have a close connection with Intelligent Sensor Technology Inc., so rapid professional service can be provided to customers everywhere and anywhere.
The taste sensing system can support technicians that routinely carry out sensory analysis, as well as technicians of manufacturers who develop new products in the field of food, beverage or drug by means of objective taste assessment technology. This assessment produces data that assist and enhance the value of sensory analysis data or helps to eliminate the necessity of time consuming sensory analysis.
By using the TS-5000Z & SA402B, taste-mapping of numerous brand samples can be displayed or compared through a single graph, helpful in determining the taste target of new products or in investigating taste of a popular brand. Through the objective taste assessment made possible by the taste sensing system, we are willing to help those who struggle with trying to determine the taste of new products, who are distressed of how to demonstrate sensory analysis, and ones who are pondering how to interpret the data from sensory analysis. Please contact us for further support. We can help.
We are looking for a distributor for Taste sensing system in North & South America.
Please contact Higuchi Inc. USA if you have any interests.
USA
HIGUCHI Inc. U.S.A
- Contact
- Mikio Morinaga
- Address
- 2281 W.205th St. Suite A-107, Torrance, CA 90501
- TEL
- (310)212-7234
[UK] New Food Innovation Ltd.
- Contact
- Dr. Jacek Obuchowicz
- Address
- B-29 Main Building, University of Nottingham, College Road, Sutton Bonnington, Loughborough LE12 5RD
- TEL
- +44(0)7889351924
[GERMANY] TecLabS Europe OHG
- Contact
- Christa Pomp
- Address
- Weidkamp 180, D-45356, Essen
- TEL
- 0201-861 91 30
- FAX
- 0201-861 91 20
- info@teclabs.de
[ITALY] Rofarma Italia S.r.l
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- Francesco Roversi
- Address
- Strada Vigevanese Localita Barbattola 20083 Gaggiano-Milano
- TEL
- 02 90841489
- FAX
- 02 90841492
- rofarmit@tin.it
[SINGAPORE] NK Automation
- Contact
- Ms Kaiyan
- Address
- 22 Boon Lay Way #01-59 Tradehub 21, Singapore 609968
- TEL
- +65 6562 4568
- FAX
- +65 6897 2871
[INDIA] S.Zhaveri Pharmakem PVT Ltd.
- Contact
- Suhagi Javeri
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- 109, Shiv Smriti Chambers, 49 Dr. A. B. Road, Worli, Mumbai-400 018. India
- TEL
- 22-6660 7756
- FAX
- 22-6660 7758
- suhagi@szhaveri.net
[CHINA] Ensoul Technology Ltd. (Ensoul International Holding Ltd.)
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- Mr. Lihua Geng
- Address
- Rm603,Tower B,Lar Valley International, No.168 Guang An Men Wai Street, XuanWu District,Beijing, China
- P.C
- 100055
- TEL
- 0861083993592; 0861083993593; 013601088283
- FAX
- 0861083993562
- lhgeng@ensoultech.com
[KOREA] C & T International Co.Ltd
- Contact
- Park Yeong il
- Address
- 303 Gwanggyo Central Biz Tower, 260 Changnyong-daero, Yeongtong-gu, Suwon-si, Gyeonggi-do, 16229, Korea
- TEL
- 82-31-308-9777
- FAX
- 82-31-308-9779
- yipark@unitel.co.kr
物性分析機器
OD錠崩壊試験機 OD-mate
OD-mateは口腔内崩壊錠の崩壊時間自動測定を目的として開発された、コンパクトかつ低価格化を実現した装置です。
当製品の開発には、京都薬品工業株式会社様のご協力を頂きました。
又、株式会社インテリジェントセンサーテクノロジー社の小型化味認識装置SA501C型により、OD-mateで崩壊時間を測定した溶液を用いての苦味強度測定が可能です。
OD-mateはデモ機を用意しておりますので、お気軽に弊社担当営業にお問い合わせ下さい。
水分吸着測定装置 VTI-SA
粉体の蒸気吸脱着分析に特化した熱重量測定装置(VTI-SA)。従来のデシケーター法と比較し、吸着等温線をごく少量の資料を使用して自動的短時間で詳細かつ精密に作製可能です。温室度を平行変化させるIsoHumeをオプションとして複数のユニットを同時制御するマルチモジュール等も充実しております。
粉体せん断力測定装置
トナー、医薬品、化粧品などに用いられる粉体原料、中間製品の粉体物性 (内部摩擦力、流動性、付着性、応力緩和性)について、高精度で再現性の良い評価ができます。 電池材料の圧縮特性評価、セラミックスや焼結材料の流動性評価、トナーの凝集特性評価(せん断力測定)、医薬品の造粒、打錠工程の評価にご利用できます。
打錠工程におけるスティッキング評価が可能!打錠用杵表面と粉体間、粉体と粉体間の摩擦角(摩擦係数)を評価することにより、スティッキング係数を算出します。
スティッキング係数 = 打錠用杵表面と粉体間の摩擦角 / 粉体と粉体間の摩擦角
また、JISのZ8835として『一面せん断試験による限界状態線(CSL)及び壁面崩壊線(WYL)の測定方法』が制定されました。
粉体層せん断力測定装置ではJISに準拠した測定が可能です。
静電気拡散率測定装置
今まで感覚で捉えていた静電気現象を数値で評価できるようになりました。帯電・付着トラブルなど、製品に大きな影響を及ぼす静電気、帯電現象をより詳しく知ることができます。
- 粉体、金属、プラスチック表面、ゴム、布、セラミックス等幅広い材料分野
- 油(不揮発性)や水溶液など
- 各種素材の表面における静電気の拡散率
- 静電気現象から洗浄による表面の違い
- 付着力と静電気の関係
近赤外分析装計 NIR Flex N-500
NIRFlex N-500は、モジュール設計により一台で全てのサンプル測定に対応可能な、高性能近赤外分析計です。製薬業界をはじめ、食品・飼料・化学の製造工程や品質管理の現場で活躍しています。
- 偏光干渉計によるユニークな光学系
- 高速スキャン、コンパクトな光学系、低ノイズ
- 堅牢で振動に強いデザイン
- 高耐振動性で、製造現場での使用も可能
- モジュール設計により、1台で全てのサンプルに対応
- 4種の測定モジュールと豊富なアクセサリー
- ランプ切れの心配なし:2つのランプを内蔵し、ランプ切れの際には自動切換えのためランプ切れの時間の心配はありません。
- ランプは簡単にお客様自身で交換していただけます。
- 自己診断機能(SST)
- 波数正確性、光学系の直線性、各所の温度、ノイズレベルの診断
- 検量線サポート
- USPテストキットによるバリデーション(オプション)
- リアルタイム測定
- 光ファイバーと超高速スキャンにより、リアルタイム測定を実現
スタビリティテスター ST-1
濃厚な分散溶液の安定性を短時間で評価。最大6サンプルを同時に測定可能。
ST-1は、濃厚エマルション、サスペンション(60%v/v)を希釈すること無く、安定性、クリーミング、沈降、凝集、合一等を評価できます。また、レーザー測定により、微小な濃度変化を捉えることができることから、従来の1/5-1/50の測定時間で評価でき、材料開発や品質管理の効率化に役立ちます。
外部循環恒温槽による温度コントロールにより、4℃~80℃での測定が可能となり、実際の貯蔵条件での測定が可能です。
破壊物性測定装置 テクスチャーアナライザー
テクスチャーアナライザーは、圧縮・引張・つきさし・3点曲げ・切断の基本測定に加え、チュービング(穴からの出やすさ評価)やパッケージの引き剥がし等の特殊な測定も可能です(標準治具は50種類以上)。
また単一的な測定だけでなく、粘着性評価や咀しゃく性評価(TPA)等の特殊な測定モードもございますので、幅広いサンプル評価にお使い頂けます。
動的接触角測定装置(OCA15EC、OCA25)
濡れ性をほぼ全自動で測定します。また、表面張力・固体の表面自由エネルギーも簡単に測定できます。
表面張力の測定にはペンダントドロップ法を用い正確な測定が可能です。
動的な接触角を測定することで固体表面の粗さを評価できます。標準的な液体パラメーターのデータ―ベースを標準装備しているため、理化年表などを開く必要がありません。
CCDカメラにて取りこまれた液滴画像から、自動的に固体間/気液間の境界を決定し、カーブフィッティングを行い接触角・表面張力などを測定します。インク・半導体部品などの液体/固体のぬれ性はもちろん、ローションの塗膜性能、人工的な生体部品(人造皮膚・義手・臓器)のぬれ性など非常に幅広く使用できます。溶融ポリマーのような高粘性の液体の接触角も容易に測定可能です。
また、高速度カメラにより液体が吸収されて行く様子も評価できます。前進角や後退角、転落角の連続的な測定も可能です。
比表面積/細孔分布測定装置 BELSORP-miniX
BELSORP-miniXは、各種サンプルの比表面積:0.01m2/g以上(N2)、細孔分布(直径):0.7~500nmを最大4検体同時に高精度な測定を可能にした商品です。測定条件の自動構築機能(GDO)により測定時間を大幅短縮すると共に、サンプル飛散防止のための専用排気ライン、測定点毎のフリースペースの実測(AFSMTM)により再現性の高い評価を誰でも簡単に可能としております。
高精度ガス/蒸気吸着量測定装置 BELSORP-maxⅡ
BELSORP-maxⅡは、各種サンプルの比表面積:0.01m2/g以上(N2)、0.0005m2/g以上(Kr)、細孔分布(直径):0.35~500nmを最大4検体同時に高精度な測定が可能です。BELSORP-miniXと同機能を有するとともに、サンプルの前処理から測定まですべて自動にシームレスな測定が可能となった(オプション)画期的な製品です。ガス吸着だけでなく、各種蒸気(水蒸気、各種VOC)吸着評価が可能なことから、含水率評価、表面特性評価(親水性・親油性)も可能です。
流動電位測定装置 Stabino(スタビノ)
液中粒子の界面動電現象、粒子の表面電位を評価する装置です。測定された流動電位から、"ゼータ電位"を計算、驚愕の速さ(数分)で滴定が完了します。また、電気泳動法では測定困難なスラリーの分散評価が可能。幅広い濃度範囲(0.01~40 Vol%)と粒子径範囲(数nm~300μm)にて様々なアプリケーションに対応します。
品質管理機器
TOC計
水の中に含まれる有機物の総量を測定するTOC計は医薬品に必要な製造用水の管理やクリーニングバリデーションなどさまざまな用途でお使い頂けます。特に低濃度域での精度に優れているため医薬品や半導体製造などに用いる純水・注射用水の監視・管理などにも最適です。
インライン測定 ACCURA
- 連続測定で水質変化を瞬時にキャッチ
- 簡単操作、メンテナンスフリー
- コンパクト設計
- 微少流量精密測定用導電率センサーを使用
- 高出力紫外線ランプにより難分解性TOCの分解が可能
- チャンバー特殊加工技術による均一した酸化特性
- 測定データのメモリー機能
- プリンター接続可能
- 試薬、キャリアガスを使用しない
- ネットワーク機能
オフライン Fusion
Fusionは従来と比較し高感度なNDIRを搭載、これに静圧濃度測定技術(特許出願中)を組み合わせることより0.5ppbから4,000ppmの測定に対応します。また、本体とオートサンプラーが一体型になり操作性が向上、小スペースに設置することが可能となりました。21CFR Part11対応。
タップデンシティーテスター ETD-1020
簡単操作で使いやすい、かさ密度測定器。
タップ密度試験機ETD-1020はJP/USP/NF/ASTMに準拠しています。
タップ回数は1~9,999回の範囲で任意に設定可能で、USP/NFで指定されているタッピング(1 : 500回, 2 : 750回 3 : 1250回)をプログラムし、保存する事が可能です。
メスシリンダーはタッピングと同時に回転運動も行い、粉黛の表面が均一化され数値の確認が簡単に行えます。
メスシリンダーの着脱は、スナップ式ロックを採用しており、簡単に作業できます。
試験終了後に得られる数値は、タップ密度・圧縮インデックス・ハウスナー比重で、自動計算が可能です。
湿式灰化 B-440
B-440は製薬・食品の品質管理、環境試験などの様々な分野での、サンプルの灰化処理試験における標準的な試験方法です。
- ハロゲンランプを使用していますので、加熱昇温が早く灰化時間も短くてすみます。
- ガラスフードと排気システムにより、酸性蒸気から室内環境の汚染を防止します。
- 酸性蒸気は、スクラバーで中和・除去されます。
- ガラスフードを通して、サンプルの状態を目視することができます。
- 最大6個のルツボが掛けられ、同時に灰化処理できます。
- ステップでの温度上昇が可能、9パターンを記憶させられます。
- RoHS指令(プラスチック-カドミウム定量)の前処理としてもご利用いただけます。
粒子径分布測定装置
マイクロトラック・ベル株式会社製、粒子径分布測定装置は粉粒体の粒度分布、エアロゾルの粒度分布を測定する装置です。
測定レンジや用途に合わせたモデルを取り揃えております。
粒子径分布測定装置 マイクロトラック MT3000Ⅱシリーズ
測定レンジ:0.02~2800μm(レーザ回折・散乱式)
マイクロトラックシリーズのベストセラーモデル。3本レーザの搭載により,粒子散乱光をほぼ全角度に渡って検出することが可能です。これにより超ワイドレンジの高分解能測定を実現。湿式⇔乾式のセル交換が秒オーダーで可能。また,必要に応じたグレードアップにも対応可能です。
粒子径分布・ゼータ電位・分子量測定装置 ナノトラック WaveⅡシリーズ
測定レンジ:0.8~6500μm(動的光散乱式)
独自の光プローブによる後方散乱光検出光学系を採用し、内部固定セル型・外部プローブ型に加えキュベットセル型もラインナップしました。また、ヘテロダイン信号を周波数解析することにより粒子径分布を測定可能としています。広範囲な試料濃度にも対応可能。
粒子径分布測定装置 エアロトラック AerotracⅡシリーズ
測定レンジ:0.5~2000μm(レーザ回折法)
スプレー缶やネブライザーなど、噴霧液滴・粉体・スプレー・ミストなどあらゆる"空間を飛翔する粉粒体"の粒子径分布測定装置です。多彩な測定モード、コンパクトな光学台で幅広いアプリケーションへ対応します。0.02msec~の短い測定間隔で高精度な粒子径分布解析が可能。また、多重散乱補正ソフトウェアを標準装備し高濃度の粉粒体でも測定が可能です。
BET比表面積測定装置 BELSORP-MRシリーズ
BELSORP-MR6は、各種サンプルの比表面積(BET1点法)を測定する装置です。最大6検体のサンプルをセットし、前処理から測定を逐次同時進行させることで、1サンプルあたり約15分間という効率化を実現しました。サンプル交換ステーションにより、測定中でも測定完了したサンプルを新しいサンプルに交換が可能です。ガス混合器(混合ガスボンベ不要)を用いると、BET多点法による比表面積測定も可能な製品です。
その他
セーフティーキャップ
研究施設において使用する様々な有機溶媒を封じ込めるユニークなドイツ製キャップです。
特に汎用分析機器のHPLCはとりわけ身近に良く使われています。従来では、中には有害な溶媒やラベリングサンプル、由来の蒸気が身近に拡散し易い環境でした。SCAT社は、移動相からHPLCそして廃液までをも完全にシールドをして、有害なサンプルを出さないツールを提案しています。
移動相のイン側にユニークな逆止弁をつけ、最小限の陰圧防止の空気を取り込み、廃液タンク側には活性炭を装備して加圧防止のための最小量のエアを出します。このツールの目的の副産物として、システム操作性の向上、溶媒の節約、水系バッファの無菌化などの効果が得られます。
溶媒ボトルと廃液タンクは種類も豊富にあり、どのような環境、条件でもすぐに導入が可能です。人体と自然にやさしい環境を作るのに一役買っているツールでまさに"環境に最も厳しいドイツで育った上質のセーフティーキャップ"です。
スプレードライヤー B-290
有機溶媒対応のスイス製少量ラボスケールスプレードライヤーB-290
- 経済的
-
- 装置の移動が簡単に行える
- 50ml以下の試料でも粉体を生成、回収可能
- 最大1.0 l/hの粉体生成
- サイクロンとフィルターにて高い粉体回収率
- 省スペース設計
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- 0.5 ㎡ですむ卓上型省スペース設計
- 洗浄が簡単
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- ガラス類の取り付け、取り外しが簡単
- 優れたガラスアッセンブリー
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- ノズルの先端から試料回収容器までの全工程が目視にて観察
- サイクロンの内側は帯電防止の特殊加工済
- 用途に合わせて2種類のガラスシリンダーを用意
- ハイパフォーマンスサイクロンにより微量試料でも粉体化
<オプション> 超音波ノズルパッケージ Ultrasonic Package
超音波パッケージを使用する事により、流動性に優れた扱いやすい乾燥粒子を小スケールのスプレードライヤーで得ることが可能です。ミニスプレードライヤー(B-290)へ簡単に接続できます。
- 粉体の取扱いの改善
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- 大きな粒子(10~60μm)
- 粉体の流動性の向上により取扱いが容易に
- 高性能
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- 粒子の形状が揃い、サイズの分布幅が非常に狭い
- 少量(5g以上)のサンプルで運転が可能、貴重な原材料を節約